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Bungie、クレジット未記載のアートワークポリシーを見直し

by Henry Sep 07,2025

Destiny 2の開発元Bungieが再び盗作疑惑に直面しており、新作SFシューティング『Marathon』に無断で自身の作品要素が流用されたと別のアーティストが主張しています。

複数のアーティストライターからの過去の告発に続き、ビジュアルアーティストAntireal氏は、Marathonのアルファ版環境に2017年にSNSで公開した自身のアイコンデザインが無許可で複製されていると指摘。

最近リリースされたMarathonアルファ版の環境には、私が2017年に制作したポスターデザインから流用されたアセットが多数使われている

@Bungie @josephacross

Antireal氏はSNSでこう表明しました:「Bungieが私の10年間にわたるビジュアルスタイルに影響を受けたゲームの仕事を依頼する義務はなかったとしても、報酬やクレジットなしで私の作品を大規模に流用する価値は認めたようです」

「法的措置を取るリソースはありませんが、これは大企業が連絡するより私の作品を複製する方が簡単だと判断したまた一例です。10年間デザインで生計を立てるのに苦労した後、資金豊富なチームが体系的に私の作品を流用するのを見るのは疲れます」

Bungieは速やかに公式声明を発表:

Play

「元チームメンバー作成のテクスチャシート経由でアーティストのデカールが無許可使用されていたことを確認しました。現アートチームはこの問題を認知しておらず、経緯を調査中です」

「関係アーティストと連絡を取ると共に、再発防止のため全てのクリエイティブ作業のドキュメント規制を強化します。アーティスティックな誠実性を重んじ、適切に対処します」

この事案はBungieの過去の知的財産問題に続くものです。昨年10月には、Destiny 2の2017年拡張『Red War』が自身の設定を無断転用したとしてライターが提訴——Bungieの却下請求が棄却され係争中で、同社は問題コンテンツを公開停止にしています。

さらにその数週間前には、Destiny 2の拳銃『Ace of Spades』の公式NERF複製器が2015年のファンアートから——細かな傷跡や表面質感まで——コピーされたとの指摘が調査されていました。